移ろうものの救いの象徴、紅蓮華を描いてみました。移ろうものは人も然り、お金や大切なものも移ろうもので御座います。それは全て量子というもので出来ております。その形は永遠に留まることは御座いません。パステルで描かれたその形は量子の如く、顔料の粒と色の波を持ちます。そのような移ろうものには「『永遠に続かない』という救い」があるとワタクシ目堂は思います。例えば「不幸が続かないこと」です。不幸の元凶は時と共に劣化し、憎悪も時と共に忘れてゆく。この世界ではこれを「諸行無常」と言うそうです。▼▼▼今回は花鳥風月を意識して、ワタクシらしく写実から少し崩し描かせていただきました。理想とそれを取り巻くものをテーマに世界を表現いたしました。