ミリペンや色ボールペンで描いた点で、線や「信号機鳥」の顔を細かく描いた事、”人工的で無機質でどこか愛しい”イメージの配色にする事にはこだわりました。
この作品は、車から窓の外の景色を眺めていると、自然の色が続く中で、「電柱」や「信号機」はとても人工的な色をしていて、極度にコミュニケーションが苦手な自分は、自然な”モノ”や”色”よりも、人工的な”モノ”や”色”を見ている方が、何となく落ち着くので、なんだか「電柱」や「信号機」に謎の親しみを感じ、「自分はこの先、電柱や信号機と共に生きていきたい」という気持ちになったので、その心象風景のイメージを絵に表現しました。