花は散ると、その生涯を終えたように思えます。しかし、本当の始まりは散った後に残す種子に意味があります。そこには次の世代に繋ぐ希望や、生き抜く力が込められています。これは、私達人間にも言えるのではないでしょうか。種子は必ずしも子供という訳ではありません。しかし、後世に残す物は、作品だったり、文明だったりと、いくらでもあります。私達は華の時代が終わったからと言って下を向くべきではありません。まだまだやれる事は沢山あるからです。ですので、気落ちする必要はありません。寧ろ顔を上げていきたいものです。太陽に向かって咲く、向日葵のように。