作品
 
作品のタイトル

永遠の胎児

作品のタイトル(ふりがな)
えいえんのたいじ
作者
作者(ふりがな)
くーなないちなな
制作時期
作品種別
デジタル作品
使用画材
【画材】その他
作品画像サイズ(縦)
1480
作品画像サイズ(横)
1280
作品画像解像度
タグ
非現実,太古,赤,明るい,暗い,ホラー
作品の商用利用
 

昔々、あるところに…永遠なる若さを手に入れた不老の魔女と決して死なない肉体を手に入れた騎士の夫婦がいた。夫婦は神から怒りを買い、罰として不老と不死の呪いを神から掛けられた。夫婦は「これは呪いではなく祝福だ」と神を笑って言ったが、神は「いずれ分かる」と言い放ち夫婦の前から消えた。時が経ち、魔女は騎士との子を宿した、そして出産し夫婦は産まれた赤子の姿を見た瞬間、夫婦は絶句した。赤子は頭と胴と目だけで、皮膚は赤く半透明、内臓はカラフルに発光している。そして神々しく不気味に光っていた。それから夫婦は赤子を育てたが何年経っても赤子は一向に成長しない…ずっとそのままの姿…産まれた日の姿のまま…大きいだけで成長はしていなかった。年老いた夫婦は神の言葉を思い出した…。夫婦は分かってしまった。これは「これは祝福では無く呪いだ…!呪いなんだ…!!」夫婦は絶望した。自分たちの子がずっとこのままである事。自分たちにはもう不死も不老もない事。そして…自分たちが死んでも、赤子はずっとあのままだ。夫婦は絶望した…そして、神に許しを乞いた…何度も…何度も…何度も…しかし、神は言った「罰だ」とたったそれだけ言い残し、神は去った永遠に…。そして夫婦も永遠にこの世を去った。そして赤子も永遠にずっとそそまま。……………幸いな事に赤子は夫婦がこの世を去った後…赤子は人々からこう呼ばれた【永遠なる胎児】と…そして新たな神と…そう呼ばれる事になる…。

アーティストプロフィール

Qoo717(2006)

福岡県福岡市
宜しくお願いします