藤浪 美世
生きづらさを抱え青春時代を送る。精神病気質の自分がこの世に定着し、唯一人と繋がれる方法として、アートを選択する。葛藤、社会的問題や現象、宇宙観を作品に落とし込む。
大学卒業後、作家活動を開始。並行して、中学、高校、絵画教室などで5年間講師をするも、コロナ禍の混乱にメンタルダウンしリタイア。その後、株式会社メンバーズにて障害のあるアーティスト会社員として務め現在に至る。
実験音楽に興味を持ち、学生時代はSuper deluxeに通う。灰野敬二、空間現代を好んで聴く。
ポップスでは羊文学を頻繁に聴いていてライブに足を運ぶほどのファンである。
愛読書は精神病学者、中井久夫氏の書籍。
焦る感覚からゆとりを取り戻す、という彼の統合失調症患者の特徴描写から、自分自身の病で調子を崩しても、すぐに体感的回復を得ることができた。
中井氏の書籍から発想を得ることもある。
障害のあるアーティストとして、自分の活動が、さまざまな障害に対する差別の解消、偏見への理解に役立つことを祈っている。
理解あるパートナーとともに生活することで現在安定的な生活を送り、切磋琢磨、日々制作をしている。
名前
藤浪 美世
生年
1990
住まい
東京都
障がいの種別
精神障害
SNS ID
受賞歴
武蔵野美術大学卒業・終了制作展 優秀賞 群馬青年ビエンナーレ2017・2019入選