この作品では、古着から向日葵が咲いています。向日葵はワクチンを表しています。そして、向日葵は人間の心を表しています。向日葵は感謝の象徴です。向日葵は太陽に向かって咲いています。向日葵は、新芽の時から変わらず光を注いでくれた、どんな時も変わらず見守ってくれた太陽に向かって全力でありのままの美しい花を咲かせて太陽に恩返ししていると思います。だから、向日葵は感謝の象徴です。古着deワクチンは、ありがとうの連鎖だと思います。「ワクチン届けてくれてありがとう」「元気になってくれてありがとう」「古着で誰かの役に立てたよありがとう」「部屋の整理ができたよありがとう」等たくさんあると思います。ありがとうは魔法の言葉だと思います。みんなありがとうって言われると幸せになるからです。だから、向日葵は古着deワクチンを象徴していると思います。 古着ボックスのデザインを、私たち障がい者がデザインすることで、より世界が1つになると思いました。なぜかというと、障がい者は言い方を変えると、個性がものすごく強い方々だからです。現代社会において、様々な軋轢や偏見、また苛烈な競走があります。でも、障がい者と触れ合っていくと、互いに認め合うことが、しやすくなると思います。私自身入院や作業所での仕事を通してそう強く感じます。生産性の向上が叫ばれる今、私たち障がい者は、心の生産性で社会に貢献できると思います。ありのままの、そばにいて、また絵を通して、みなさんを笑顔にする豊かな心が、障がい者の強みだと思います。背景を世界地図にしたのは、障がい者を描くより、私たち障がい者の心を表現したかったからです。「障がいあっても、どんな国でも、どんな人種でも、どんな性的指向でも、私たちの地球はみんな同じ様に見えて存在するんだよ」そんなこと伝えたかったです。地球は1つで、だから、みんな心が「ありがとう」1つになれる。向日葵と世界を統合失調症の私が描き、統合失調症の私が感動することも、古着ボックスをご利用するみなさんの心に通じていく、そう信じています。1番伝えたいのは、古着deワクチンと私の絵で「ありがとう」の連鎖を広げていきたいです。