みんな、ちがう。時代、環境、条件、状況も。あらゆることは、一人一人ちがう。かりに、同じようにみえる立場にいたとしても、すべてピッタリとか、こころの感じ方まで、きちんと重なって一生を通して、細部までおなじ、ということはないと思います。だからこそ、どこかは違うように、天から与えられたオリジナリティのところがあって、素直に感謝できたら、喜べたら幸せものかもしれません。今まででも、これからも、現れない唯一無二の人生を誰もが生きている自覚。その中で、違いがあっても、共存を成立させていくために、一人ずつ創造された大切なオーダーメイドの『命』を無駄にしないためにも、お互いに助け合って、支え合うため、全力で『今』を共に生きられたらと、願うのに涙が止まりません。憎しみや怒りや、悲しみを乗り越え、『許す』という心。これ以上絶望や、傷つけ合うための動きをとめる。『今を』この瞬間の時に、『許し合うこと』に努めようと踏み出せば、世界はひとつずつ、新しく形成されていき、すべての命やこれからの誕生する命の未来に繋がると信じて。