私が、障害者となり、初めてリハビリ室に行った時、そこは濃いグレーの絵の具で描かれた暗い世界でした。自由に動けない私にうんざりし、放置されては、シクシク泣く日々でした。厳しいリハビリを乗り越え、再び筆を持つ事が出来たとき、私の作品を見て感動して下さる同じ障害のお友達がいました。そこで、私は、リハビリ室に作品を置かせて頂けたなら、より多くの方を笑顔にできるかもしれないと思い、笑顔になるような作品を目指して、作成致しました。この作品は、お世話になった病院のリハビリ室に飾って下さっています。
アーティストプロフィール
