ミリペンや色ボールペンで描いた点で、ほとんどの線や「スイテキゾンビ君」の顔などを細かく描いた事、『雨のしつこさと、儚さ』のイメージを表現することにはこだわりました。 この作品は、大雨の日に傘をさすと、水滴が『パチパチ※ブワァーーッ※※』となり、「傘をさしてても、濡れそうで嫌やなぁ・・・」と、軽くため息をつきながら歩き始めると、更に容赦なく傘の上を水滴が『アラワレル!潰レル、アラワレル…』のエンドレスなので、「まったく次から次からと、ゾンビじゃあるまいし…これから雨の水滴のことを”スイテキゾンビ君”と心の中で呼ぼう」と、雨の煩わしさから、かなりくだらない事を考え始めていると、急に雨がやみ、それがなぜだか途端に寂しくなって、何だかモヤモヤっとしたので、その感情を絵に表現しました。