ミリペンや色ボールペンで描いた点で、線や細部を細かく描いた事、とつぜん脳をハックされ身体が重くなり、そのまま離人してカタツムリの「環世界」という名の「パラレルワールド」に吸い込まれていくような感覚を再現することにはとてもこだわりました。
この作品は、自分のペンネームでもある「カタツムリ」についてなんとなく考えていると、何をやってもやることに物凄く時間がかかってしまう自分にとって、人間界はとても生きづらく、一見スローな環世界で生きているカタツムリの世界で生きていく事が出来たのなら、とても生きていきやすいのでは?なんて思えてきて(環世界についてはなんとなくしか知らないけど)そしたら、カタツムリとアポイントをとるための電話がやたらと欲しくなって、都合よく脳内でつくられたカタツムリとお話することが出来る「でんでん電話」というものを絵として具現化してみました。