涙は、優しい水となって魚を育てた。落ち葉は、土を肥やし実らせた。そのきらきら輝く空と土と水に、また涙する。痛みも、苦しみも、喜びも、嬉し涙も、哀しみも…。傷だらけの魂に、曇りなき空から届いた想いが幾度も支えてくれて…。すべてが、ときを経て、豊かな幸せへとつながった。小鳥も憩う陸になった。いつか、気の遠くなるような先の見えないながいながいときをかけて…。
一般社団法人障がい者アート協会