昨年は、父に支えられながらも、生きるだけで、わたしは必死だった…。
母の退院した頃、わたしと同じ障がいを抱えた友人が、玄関にそっと小さな花束を届けてくれてた…。人と接するのが苦しい友人なので、音も立てずに置いてくれたのだろう。きっと、友人にとっての精いっぱいで…。
わたしは、生活すらままならず、周りも見えていなかった。家に帰れた母は、育てていた花々が枯れずに咲いていて、出迎えてくれたことを喜んでいた。
1ヶ月以上、水やりにも気が回らない、わたしにとっては倒れ込みそうな日々だった…。その日々に、父が
草花に水をやってくれていたことを初めて気づいた。母に届いたブーケと、庭の小花を一緒に生けた花瓶に、しばらく見惚れてしまった…。
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