すみの子すみこ

かつては画家を志し受験しましたが力が及ばず、文系の大学に入学しました。24歳の頃にうつ病を患い入退院を繰り返し、長く通院しましたが回復せず、生きる気力を失いました。そんなときにふとペンを取り描き始め、SNSで作品を発表したところ好んでくださる方が現れ、心が救われました。自分にも何かできるんじゃないかと思えました。それからたびたび作品を描くようになり、今では心の支えです。また、私の精神の暗いところが作品に現れることがありますが、それに共感し喜んでくれる方がいます。ものを描くことは私自身だけでなく他の誰かの癒しにもなりえると学びました。小さな頃から人並みのことも満足にできない私でしたが、芸術活動を通して世界のどこかにいる誰かの力になれるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

すみの子すみこの作品

ひとりじゃないよ

ここではないどこかへ。

ありったけ。